今年もこの季節がやってまいりました。おおきな災害にならないよう祈るばかりです。
私は九州に住んでいるので毎年夏は台風にびくびくしています。沖縄の方たちはもっと台風と近く対策がしっかりととられていると思います。ここ数年の台風が関東や関西方面とかなり大きな範囲で上陸していますね。そこで、私が使っている台風情報収集のサイトをご紹介します。
気象庁
気象庁(JMA)
いわずと知れた国土交通省外局の気象庁です。予想進路や発達予想はとても高い信頼度と思います。私は、台風が発生した際に一番に確認します。大まかな拡大はできますが、市町村単位等のピンポイントな調べ物ができないので、台風が近くなり進路予想が正確になってきたら別の機関の台風情報を確認します。気象庁は基本的に24時間先までを3時間毎に120時間先までを6時間毎に予報します。
「ホーム」→「防災情報」→「台風情報」
米軍(アメリカ海軍)
Joint Typhoon Warning Center(JTWC)
こちらも台風情報を確認する人に良く使われているものです。中心気圧は表示されないし英語表記のページなので探しにくいのですが予想進路等はとても高い信頼度だと思います。注意点として、風速単位がノット(KT)表示です。1ノットは約0.51m/sなので、半分にすれば馴染み深いメートル/毎秒なりますので覚えておけば大まかな計算ができます。また、協定世界時(Z)なので時間表記部分は+9時間すると日本時間になります。米軍は基本的に6時間毎に台風情報を更新します。
「ホーム」→「TC Warning Graphic」
※日本の号数と違う場合があるため、ホームに載っている画像を元に確認したい台風の「TC Warning Graphic」をクリックしましょう。
デジタル台風
それ夏が最近よく利用しているものです。こちらは気象庁の情報(ベストトラックデータ)を基に作られているのですがグーグルマップのように地図を拡大できたり、過去一時間毎のデータを見たりできて、気象庁や米軍と比べると直感的に操作ができることとピンポイントでの情報収集ができます。
(「ホーム」)→「デジタル台風」→「台風進路予想図」
WINDY
こちらも最近よく利用するもので、ヨーロッパ中期予報センター(ECMWF)とGFS(アメリカ海洋GFS大気庁)の情報が確認できます。デジタル台風と同じようにグーグルマップのように操作できて、直感的で視覚的に確認できます。また、ピンポイントで10日先まで一時間毎に確認できるので天気予報として使うのも良いです。常に10日先まで予測しているので、気象庁や米軍と比べると正確性は劣ると思いますが、2019年の台風からみていますが満足できる精度だと思います。※米軍と同じくノット表記なので注意しましょう。
おわりに
今回紹介したものはそれぞれメリットがあり、どれが良い悪いというものはありません。それを使用するものが適切な判断で必要な情報を取得することができます。少しでも被害軽減ができればと思い紹介しました。台風が接近しそうだから確認してみようではなく常日頃から操作になれて、必要なときにさっと情報収集ができるようにしておくことが大事だと思います。それらを活用して、自らを守る行動をしましょう。
コメント